勉強を続けるためのコツ
やる気が出なかったり、ゲームやテレビなどで勉強に集中できなかったりすると、勉強は続きません。
勉強を続けるには、まずは習慣化しましょう。
最初は「毎日5分だけ」「3問だけ解く」など小さなことから始めれば大丈夫です。
習慣化できると、やる気に左右されずに勉強に取り組めるようになります。
また、勉強する環境が、集中できる環境になっているかどうかを見直すのも欠かせません。
目につく範囲にゲームやテレビがあると、どうしても集中力が途切れてしまうものです。
自宅で集中する環境を作るのが難しい場合は、学習塾の自習室を活用するのも方法の1つです。
目標を設定しよう
目標が明確に決まっていない場合も、勉強のモチベーションは維持できません。
例えば「〇〇高校に合格する」「定期テストで〇点を取る」などの目標を決めます。
そして、目標を達成するためにはどうしたら良いかを明確にしましょう。
例えば1日の勉強内容や勉強時間を設定してみてください。
ただし、目標とやるべきことを設定するときは、ちょっとがんばればできる程度の内容にすることが大切です。
かなり無理しないと達成できないような大きな目標を掲げると、日々の勉強が辛くなり、挫折につながってしまうかもしれません。
自己評価をしよう
1日にやるべきことを達成できたときは、その日の勉強を自己評価しましょう。
1日に勉強した内容を自己評価すると、反省点が見え、毎日の勉強の取り組みを改善する姿勢が生まれるようになります。
例えば「今日はあまりテスト対策ができなかったから明日はがんばろう」と、自分で何ができなくて、次に何をがんばるべきなのかが判断できるようになるのです。
1日ずつ自分と向き合っていると目標に対してやるべきことを、自分で設定するのもうまくなっていきます。
自己評価して改善する姿勢は日々の勉強だけでなく、受験勉強や社会人になったときも役に立つでしょう。
小さな成功に喜びを
勉強が続かない人によくある原因に、設定した目標が高すぎることが挙げられます。
勉強へのモチベーションを維持するためにも、「これだけはやる」と決めた小さな目標を必ず実行して、成功体験を積み重ねていくことが大切です。
具体的には、1日1時間勉強する目標を掲げた場合は、まずは「とりあえず椅子に座る」という小さな目標を設定します。
すると、「椅子に座ったのだから1問だけ解いてみよう」と、はずみで勉強できる日も出てくるでしょう。
小さな目標達成を続けると、1問解くハードルが下がり、徐々に勉強できるようになっていきます。
失敗を受け入れること
勉強を続けようと思っていても、勉強できない日もあるでしょう。だからといって、勉強できなかった自分を責めてはいけません。
計画通りに進まなかったとしても、失望してはいけません。
勉強できなかった自分や失敗した自分を受け入れて、明日勉強する自分への活力にするのです。
自己嫌悪に陥ると後ろめたく、どうしようもない気持ちになります。
しかし、そうなっていては勉強のやる気やモチベーションどころではありません。
勉強できなかった自分をありのままに受け入れて、明日またがんばれば大丈夫です。